コスモス栽培について。

 現在、沖縄で台風が猛威を振るうっていますが、台風の予想進路の中心がここ宇和島に向いています。あらゆる分野で被害が予想されますが、栽培中のコスモスにも影響が出る可能性がありそうです。
 さて、昨年は超満開のコスモスを咲かせることができた関係で、コスモス栽培についての問い合わせを、ちらほらいただきましたので、今日はコスモス栽培について少し書きたいと思います。

 コスモスは、秋桜とも書きますので秋の花のようですが、最近では初夏に種まきをして、3~4か月後のまだ暑い時期に咲いているものも見られるかと思います。
 みま町コスモスまつりでは、センセーション混合というコスモスの中では、ポピュラーな品種を主に使っており、近年は、11月の第一週の日曜日に開催することが多いため、まつり当日に花を楽しんでいただくために、見ごろ時期を逆算して概ね60日前を目安に、10a当たり3~4ℓを動力散布機で播種しています。開花には、気温と日照が深く関係しており、9月に種を播くと概ね30~35日ほどで、開花して、10~15日ほどで満開となります。さらに、満開から1週間ほどは見ごろが続きますので、60日前を目安としています。
 また、コスモスは日当たり、水はけが良い土地を好むようですが、発芽には、相応の水分が必要となりますので、メイン会場の畑に関しては、潅水設備がありますが、田んぼでに関しては雨が降らないと発芽が望めません。しかし、水はけが悪かったり、雨が降り続くと水が引かずに、発芽しても枯れてしまいます。
 以上のようなことをクリアした結果、昨年を綺麗な花を咲かすことができましたので、今年も期待したいと思います。昨年の様子はこちらから。

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