三間の 「茶堂」

 
 中山池自然光園手前の黒井地地区には 「茶堂」 と呼ばれるおよそ1間四方の方形の建物があります。
 

 
 この「茶堂」は西予市、鬼北町など南予一帯に広く残されており、旧街道の辻々に建っていて昔は村の庚申講や念仏を唱え、虫害退散を祈る場所として利用されたり、旅人のお茶の接待、休み場として活用された建物のようで、後世になってから、親しみを込めて茶堂と呼ぶようになったとの説明があります。(三間町教育委員会刊「三間の文化財」より引用)
 写真の黒井地地区の茶堂も元々は茅葺でしたが、老朽化に伴い平成13年鉄板で葺き替え修理を行い、現在に至っています。 
 
 



 上の写真は三間町音地地区に保存されている茅葺屋根の茶堂です。昔ながらの面影を残す茶堂として大事に保存されています。
 
 

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